脊柱管狭窄症で歩くのがつらい90歳男性

                                        ※歩く男性のイメージ

「先生、この前治療してもらったら休憩しないで家まで歩いて帰れたよ!」

受付のドアを開けるなり嬉しそうにそう話されたのは、数日前に初めて来院された90歳男性の方です。

この男性は長年『腰部脊柱管狭窄症』を患ってらして、近所の整形外科や整体、整骨院・接骨院に通ったものの全然良くならないと藁にもすがる思いで来院されました。

最初に簡単に『脊柱管狭窄症』の説明をさせていただきます。

私たちの背骨には神経の束である脊髄が通る『脊柱管』というトンネルのような部位があります。

そのトンネルが何らかの原因で狭くなってしまい、中を通る脊髄神経が押しつぶされたり、刺激を受けている状態が脊柱管狭窄症です。

脊柱管は首から腰まで1本で繋がっていて、腰の部分が狭くなっているのを『腰部脊柱管狭窄症』、首(頚)の部分が狭くなっているものを『頚部脊柱管狭窄症』といいます。

臨床で診る機会が多いのは圧倒的に『腰部脊柱管狭窄症』です。

腰部脊柱狭窄症の代表的な症状はしばらく歩くと、お尻、太ももの裏、膝から下にかかけてしびれや痛み重だるさが出るというものです。

50mも歩けないという方から2時間以上歩くと症状がでる方まで様々です。

話を90歳の患者さんに戻します。

この方は10分くらい歩いていると腰から右太ももの裏にかけて何とも言えないだるさや疲れが出て歩けなくなり、立ち止まって腰を丸めるような体勢をとって少し休むとまた歩けるようになるとのことです。

『腰部脊柱管狭窄症』と診断を受けた整形外科では5分程度の腰のマッサージと電気治療を週2回、

次に通った整体では腰を長めに施術してもらっていたとのことでした。

『腰部脊柱管狭窄症』と診断名がついていると、悪いのは腰だからつい腰だけを治療しがちですが、本当に原因はそれだけなのか考える必要があります。

この男性の場合は太腿の筋肉の硬さが気になりました。

太腿の筋肉は骨盤に付いているため硬くなっていると骨盤の正常な動きを制限して腰にも悪影響が出てしまいます。

「脊柱管が狭くなっているから筋肉をマッサージしたぐらいではどうにもならない」と思っている方が結構いらっしゃいますが、必ずしもそうではありません。

関連がある部位の筋肉が柔らかくなるだけで腰への負担が減ったり、患部の血流が良くなると症状が改善したりすることがあります。

もし『脊柱管狭窄症』で諦めてしまっている方がいらっしゃいましたら、一度鎌倉ラシーヌ整骨院にご来院ください。

 

 

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